ヒトメタニューモウイルス感染症とは?
ヒトメタニューモウイルス感染症は、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)による呼吸器感染症です。2001年に発見されたウイルスで、特に乳幼児や高齢者に多く見られます。
ヒトメタニューモウイルス感染症の症状ヒトメタニューモウイルス
主な症状は発熱、咳、鼻水です。ねばねばした鼻水が出ますので、急にゼイゼイして呼吸が苦しそうになったり、哺乳ができなくなったりすることがあります。症状は5〜7日でピークを越えますが、咳は2-3週間続くことがあります。発熱も1週間くらい続くこともあります。春先に流行する傾向があります。
ヒトメタニューモウイルス感染症の治療
治療法はなく、呼吸が苦しそうなときは、背中をやさしくたたいてあげたり、体を起こしたり抱っこしたりしてあげてください。鼻水はこまめに吸い取ってあげるといいでしょう。部屋は加湿を心がけてください。母乳やミルクが飲みにくそうなときは、1回の量を少なくして、何回かに分けて飲ませましょう。